京都市長 門川 大作
京都市長門川 大作

宴席などに欠かせない乾杯。これを京都の伝統産業の一つである日本酒で行い、和の暮らしを支えてきた様々な伝統産業や文化の魅力を見つめ直すきっかけにしたい。そんな思いの下、議員提案により全国初の「日本酒乾杯条例」が京都市で誕生し、全国各地に広がりました。

今では多くの市民の皆様に条例の趣旨を御理解いただき、会合等では「日本酒で乾杯」が定着しつつあります。また、市内では様々なスタイルで日本酒を供する飲食店はもとより、イベントも数多く、あちこちで日本酒を楽しむ方々をよく見かけます。市民の皆様の力で日本酒好きの輪が生まれていることを、大変嬉しく、心強く思います。

京都には日本酒だけでなく、優れた匠の技と意匠を誇る伝統産業がたくさんあります。皆様が美味しい日本酒を楽しみながら、和の心や文化を再発見され、日々の暮らしに取り入れてくださることを願っています。

京都市会議長 寺田 一博
京都市会議長寺田 一博

「京都市清酒の普及の促進に関する条例」は、平成25年1月に、議員提案によって全国で初めて制定された「日本酒乾杯条例」です。人々が集う日常の場で、京都の伝統産業の一つである日本酒で乾杯する習慣を広めることにより、京都が誇る多彩な伝統産業の素晴らしさを見つめ直してもらいたい…そんな思いで提案をいたしました。当時、「理念」を形にする条例は先例がなく、議論に議論を重ねて制定に至りました。

今や、全国約140もの自治体で、同趣旨の条例が制定されていること、また、日本酒にとどまらず、各地域で愛される特産品の普及を後押しする条例の制定へと広がりを見せていることを、誠に喜ばしく思います。

今後も、議会として、条例に込めた思いを市民の皆様としっかりと共有しながら、日本酒をはじめ、京都の伝統産業を守り育てる取組の輪を広げてまいります。