京都は平安時代から江戸時代まで1000年の長きにわたり都であり続け、その長い歴史のなかで独特の文化を作り上げてきました。高い技術と技法で生み出された多種多様な製品は、京都の文化を支えるだけでなく、日本の文化を形作るうえでも重要な基礎となりました。
平成17年10月に制定された京都市伝統産業活性化推進条例に基づき、74品目が京都市の伝統産業製品として定められています。
現在、京都の伝統産業を取り巻く環境は、生活様式の変化などによる需要の低迷、海外製品の流入による価格競争などにより、かつてない厳しい状況にあります。
京都の伝統産業の活性化を推進する取組を計画的に実施するために、京都市では「京都市伝統産業活性化推進計画」を策定し、さまざまな取組を推進しています。
第3期京都市伝統産業活性化推進計画
日本酒(清酒)は京都市の伝統産業の1つです。日本酒による乾杯の習慣を広めることにより、日本人の和の暮らしを支えてきた様々な伝統産業の素晴らしさを見つめ直し、ひいては日本文化への理解の促進に寄与することを目的に、平成25年1月、全国で初めて議員提案により「京都市清酒の普及の促進に関する条例」が制定されました。
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